GS-200 浴槽用について

循環配管洗浄だけでなく日々の衛生管理がこれ1つでできるという便利な薬剤

  • 新型コロナウイルス(COVID-19)対策
  • PHMB配合
  • 塩化ベンザルコニウム配合

GS-200 浴槽用とは

GS-200 浴槽用は、循環風呂などを利用している施設における「循環配管洗浄用薬剤」として開発されました。具体的には、公衆浴場の循環ろ過配管や追い炊きのための循環配管内に繁殖する微生物の膜状汚れ(これを「バイオフィルム」といいます)を、有効成分PHMBとBACのダブル作用で除菌し、効果的に洗浄します。

また刺激性がほとんどなく、安全性が高いことから、循環配管洗浄だけでなく日々の衛生管理(レジオネラ属菌対策)にもご活用いただけるという、「循環配管洗浄」+「レジオネラ属菌対策」がこれ1つでできるという便利な薬剤です。

作業事例

【千葉県某ゴルフ場浴室 浴槽水質検査事例】

作業前はレジオネラ属菌が1500CFU/100mlも検出されていましたが、GS-200 浴槽用を用いた洗浄作業の実施後にはレジオネラ属菌が不検出となりました。

優位性

  • レジオネラ属菌・大腸菌などを効果的に除菌
  • 刺激性が少なく、安全性が高い
  • 配管や設備、パッキンを保護し、傷めにくい
  • 循環ろ過器のろ過材のろ材細孔部の細菌類にまで効果を発揮
  • 循環水量に対して、薬剤使用量が少なく低コスト
  • 専門業者による作業が不要になる(外注コストの削減)
  • 排水への影響はほとんどなく、面倒な中和作業等が不要

循環配管洗浄には過酸化水素系薬剤が用いられることが多いのですが、劇物由来の薬剤ゆえ刺激性が強く、配管や設備を傷めやすくする他、洗浄後には中和してから排水する必要があったり、水の入れ替え後も薬剤が残りやすく、安心して入浴するためには相当量の水の入れ替え(すすぎ)を行う必要があったりと、なかなか神経を使うことが多いようです。

また、上記のように困難な作業になるため、専門の業者に洗浄作業を発注する施設様も多く、普段の衛生管理においてはコストや手間の問題から、循環配管の洗浄が頻繁に実施できないという声も聞かれます。

その点、GS-200 浴槽用は安全性が高く、専門業者の手を煩わすことなく循環配管洗浄が実施できる他、循環水量1トンあたり0.25~1リットル(汚れ具合により調整してください)で済むことから薬剤コストの削減が図れます。

さらに、過酸化水素系の洗浄薬剤と比べて約1/2~1/3の時間で済む上、すすぎ回数も少ないことから作業時間の短縮、水道代の削減につながります。

*GS-200 浴槽用で洗浄作業を実施した後の水(湯)をそのまま排水するのではなく、浴槽の床面などに散布すると雑菌の繁殖を抑え、ヌメリ防止になります。ぜひお試しください。

GS-200 浴槽用は循環配管の洗浄だけでなく、 日常におけるレジオネラ属菌対策としても活用できますので、循環ろ過や追い炊きをご利用中の施設における衛生管理の必須アイテムとしてご愛用ください。

利用者の声

  • 他の薬剤で洗浄したのですがレジオネラ属菌がゼロにならず、非常に困っていました。GS-200 浴槽用を使ったらすぐにレジオネラ属菌が不検出になり、ものすごく助かりました。(山梨県 某旅館支配人様)

  • 足湯浴槽の中や、周辺床面のコケに悩まされていましたが、GS-200 浴槽用を使用してからはコケが生えなくなりました。(群馬県 某足湯施設担当者様)

  • 他の薬剤で循環配管の洗浄を行っていた時には、洗浄後のすすぎ時間がかかっていましたが、GS-200 浴槽用に切り替えてからは作業時間が短くて済み、残業代の削減になりました。(香川県 某設備業者担当者様)

採用実績

  • 某省庁出先機関(浴槽)
  • 某国立大学
  • 某県観光施設(浴槽、足湯他)
  • 某市保健福祉施設(浴槽)
  • 都内某有名ホテル(浴槽)
  • 埼玉県某所 宿泊施設
  • 兵庫県某所 宿泊施設
  • 福岡県某所 旅館
  • 栃木県某所 ホテル・旅館
  • 秋田県某所 ホテル
  • 群馬県某所 温泉施設
  • 和歌山県某所 宿泊施設
  • 神奈川県 大学施設

その他、日本全国の旅館、ホテル、宿泊施設などでGS-200 浴槽用は採用されています。

洗浄手順

  • STEP1

    GS-200 浴槽用を投入する。

    循環水量1m³あたり250~500ccの「GS-200 浴槽用」を浴槽水に投入する。

    ※汚れ具合に応じてGS-200 浴槽用の投入量は調整してください。

  • STEP2

    循環(洗浄)する

    ろ過機を「ろ過」状態のまま、汚れの程度に応じて、ろ過循環ポンプを30~90分運転し、ろ過機内及び配管内に薬剤が十分行き渡るように循環を実施する。この際、設備内の汚れがろ材に付着して、ろ過機内の圧力が上昇することがあるので、計器で圧力を確認し、適宜ろ過機の「逆洗」を行い、圧力が上昇しすぎないように留意する。

    ※循環させても泡が立たない場合は「GS-200 浴槽用」が不足しているので、適宜追加投入してください。

  • STEP3

    水洗い

    ろ過機の「逆洗」を実施し、浴槽内の水を排水し、浴槽内を水洗いする。

  • STEP4

    すすぎ

    再度浴槽内に水を張り、ろ過機の「逆洗」を10~15分程度実施し、その後、ろ過機を「ろ過」状態にして循環を15~30分程度行い、泡がほとんどで無くなるまで手順3~4を繰り返す。

  • STEP5

    作業終了

    水を張っても泡がほとんど出ない状態であれば、洗浄作業終了。他の過酸化水素系、塩素系薬剤だと6~8時間程度かかる作業が、GS-200浴槽用ならば約3時間で完了します。

使用量目安

  • 月1回程度の定期洗浄:循環水量1m³あたり250~500cc
  • 年1回程度の定期洗浄:循環水量1m³あたり500~1,000cc
  • 汚れが気になるとき:循環水量1m³あたり1,000~2,000cc
  • 毎日の衛生管理時:循環水量1m³あたり50~100cc