変異株ウイルスへの対策

新型コロナウイルス感染症がまた広がってきています。特に今回は変異型ウイルスによる感染症が急増していることが懸念されています。

日本ではワクチン接種が始まっておりますが、医療従事者や高齢者の接種は現在非常に混み合っていて、国民全員に行き渡るまでにはまだ時間がかかると思われます。

その一方で、変異株ウイルスは以前の新型コロナウイルスと比べても感染力が高く、ワクチンの効果が低くなると想定されることから、早急な対策が必要であると言われているところです。

このような状況にありますが、やはりウイルス感染症対策の基本中の基本は、手洗いとうがい、3密の回避、そしてこまめな除菌・除ウイルス作業です。

変異株といえども、新型コロナウイルスであることには違いがなく、ウイルスの表面のエンベロープ(脂肪の膜)を壊してやることで感染力が失われていきます。

アルコール消毒が一般的に用いられていると思いますが、実は大きな落とし穴があります。ノロウイルスやロタウイルスといったエンベロープを持たないウイルスに、アルコールは効果がないということです。衛生管理に取り組んでいるはずの施設などでノロウイルス感染症による食中毒事故などが起きているのはこれが原因だと思われます。

ウイルスや菌の種類に関係なく、オールラウンドに効果を発揮できるものとして、当店で推奨している薬剤はGS-200(ふきとり用)です。

正しい知識を持って、この困難な時期を乗り越えていきましょう。