夏に備える

昨日のニュースで厚生労働省の専門家会合について報道されていました。全国の新型コロナウイルス感染者数は減少傾向が続いており、亡くなった人の数もようやく減少傾向に転じたとのことです。

一方でワクチン接種で得られた免疫効果が時間の経過とともに薄れていくため、また夏頃には感染者数の増加が懸念されるとの指摘もありました。

新型コロナウイルスが出現する前の日本では、夏は食中毒(菌)への対策、冬はインフルエンザ(ウイルス)への対策ということが求められてきましたが、現在は菌とウイルスへの同時対策が必要な時代のようです。

若い方を中心にワクチン接種を控える傾向があるようですが、ワクチン接種を受けていようがいまいが、こういった感染症の動向を把握して、必要な対策を考えていくことが大切だと思っています。

このコラムのタイトルを「夏に備える」にしましたが、実は「いつも備える」でないといけませんね。

引き続き適切な衛生対策を心がけていきましょう。